中学受験 傾向

母親に多い傾向とは?

中学受験を目指す子供にとって、父親よりも母親の役割が大きいことは最近の研究でも知られています。

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とはいえ、母親さえしっかりとしていれば入試に合格できるかといえばそんなことはありません。
受験対策においては、ひとつはいかに自分の息子や娘が安心して勉強できる環境にあるかどうかが大きく関係してきます。

 

ましてや中学受験を受ける子というのはまだ思春期前の小学生ですので、学校だけでなく塾でも勉強しているともなれば、家庭環境というものがいかに重要であるかがわかります。
また、母親だけでなく父親の存在価値というものも重要です。

 

全国的な統計によると、中学受験において合格している家庭に共通しているのが、「親同士が仲が良い」という点です。

 

受験の本質を考える際に、たとえば親が公務員であるとか、家庭教師をつけているとかこうした話をよく耳にしますが、もっと根本的な問題なのは「夫婦仲が円満」であることなのです。
中学受験の出題範囲は小学校で習う国語や算数をはじめかなりの広範囲にわたります。
それだけ子供にかかる負担も大きいのですが、そのうえさらに夫婦仲が良くない家庭では、まともに合格できるだけの学力が養えないのも無理はないでしょう。
中学受験を目指している家庭において、母親の役割が大きいということは良く知られていることです。

 

では母親さえしっかりした対応ができていれば受験は成功するのでしょうか?
実はこのお母さんたちは、決まってしっかりママ・仲良しママ・結果重視ママという3つの傾向に分類できるという特徴があります。

 

しっかりママ

子どもの行動全てを把握し、もちろん学習に関しても細部にわたって管轄したがるのがしっかりママです。
何か取り組んでいるものがきちんと終わるまでは次に進ませないことも多く、時間も有効に使えず子どもの学習意欲も減退しがちになります。

 

さらに子どもの学習に自らが細かく指導したり、結果が伴わないときには自分のせいにしてしまう生真面目な性格の人が多いのです。
なんと中学受験を控えた母親の半数あまりが、このしっかりママタイプに当てはまります。

 

仲良しママ

我が子への愛情が深すぎて感情移入することも多く、張り巡らせたアンテナが子どものちょっとした言動もキャッチするのが仲良しママです。

 

子どもの気分や体調を常に先回りして読んでしまうので、重要な問題が発生しても子どもに配慮するあまり深く掘り下げようとしません。
子どもに良かれと思ってやっていることが、かえって親子らしくないけじめのない関係につながっているのです。

 

結果重視ママ

模試の結果を最も重要視するのは結果重視ママです。
それ以外、たとえば普段の勉強の様子や学習法などには一切興味がありません。

 

こういう母親は口をそろえて、子どもがやりたいようにやらせている、と豪語しますがこれは勘違いも甚だしいことです。
受験勉強において学習の段取りや時間配分まで自分で計画してコントロールしながら進めていける子どもなど、実際には存在しないに等しいといえます。

 

にもかかわらず、このタイプのお母さんは我が子が自主的に学習を進めていると信じて疑いません。
結果が伸び悩むと根本的な原因を探ろうとせず、塾に対策を依存したりします。

 

以上のことは子どもの学力向上にマイナスになることは間違いありません。
思い当たることはないか、いま一度自分を見直して対策を考える必要があります。

 

父親の協力も必要

また、実は父親の存在価値も大きくものをいいます。
一番のポイントになるのが、夫婦仲が良いことです。
お子さんの受験を成功に導いた家庭は、必ずといってよいほど夫婦円満で家庭環境が落ち着いている場合がほとんどです。

 

この落ち着いた環境が子どもの精神面にも大きく影響し、学習意欲につながることは想像に難くありません。
もし両親の間に波風が立っていたら、子どもとしては受験勉強どころではないでしょう。

 

表面的には勉強に励んでいたとしても、内心は穏やかでないはずです。
さて夫婦円満を前提として、夫婦間の役割を考えてみましょう。

適度な距離を保ちましょう

普段から子どもの様子を間近で見守る母親の役割というのは、やはり大変重用なものといえます。
ただ注意したいのは、何から何まで監視して把握する必要はないということです。
子どもの勉強の細かいところまで目を通したり教えたりすることは、むしろ逆効果になります。

 

最初のうちは無理でも学年が上がるにつれ、自分で学習を進めていけるような自主性こそが受験勉強には必要なのです。
自発的に勉強するようになって初めて学力向上が期待できます。

 

母親はその手助けをするべきで、普段は手出しする必要はありません。
困ったときにすぐに対処したりアドバイスを与えられるような存在でありたいものです。

 

両親の影響力

いっぽう父親は、何か特殊な事態や非常事態が発生したときに素早く処理してくれるような存在が理想です。
母親だけでは手に余る問題や、母子の間に問題が起こってしまったときに存在価値が問われます。

 

こういう場面で耳を傾けてもらえる存在になるには、普段から一目置かれていなければなりません。
子どもから見て、できるだけ尊敬やあこがれの対象であるほうが良いのです。

 

それには実は母親の言動も影響します。
普段から夫として父親としてその存在を敬う態度を取っていれば、子どもにも自然にその念が伝わります。
父親を立てるのが上手な家庭は、合格に一歩近づいているといえるのです。

 

 

 

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